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   委員長挨拶

 わたしたち日教組和歌山の正式名は、「和歌山教職員組合」と云います。和歌山県の公立の学校に勤務する教職員で組織する職員団体(労働組合)です。
 日教組和歌山は、1990年の労働界の再編により日教組を脱退した和教組から離れた教職員によって結成され、新たな組織として日教組に加盟した労働組合です。
 結成以来、教職員の生活と労働条件の改善とともに、子どもたちの教育環境の充実を運動の中心課題として、保護者や地域とともに歩むという願いをもって活動を続けています。
 いま学校では、教職員の世代交代が急速に進んでいます。これまでの活動の歴史や教育研究活動を若い世代に語り継ぎ、人権意識を大切にした教職員の協力・協働による心の通いあう学校づくりをすすめています。
 わたしたちは、“地域の子育て”“地域の教育力”“子どもや保護者の願い”を大切にしながら、すべての子どもたちに「生きる力」をはぐくみ、「ゆたかな学びと育ち」が保障できるよう、教育施策の充実や教育環境の整備をすすめるとともに、安心して働き続けることができる「教職員の働き方改革」をすすめ、日教組が提唱している「参加・提言・改革」の運動を力強く取り組んでいきます。

                   執行委員長    南出進昭